6月8日の午前8時ごろ東京都八王子市の住宅に住む男子高校生(15)が
頭から血を流し倒れているのが見つかりました。
少年の傍には拳銃のようなのもが落ちていたそうです。
この事件に”拳銃自殺”というワードがTwitterのトレンドに入るなど
全国に衝撃が走っています。
一体どのようにして15歳の少年が拳銃を手に入れたのでしょうか。
入手ルートなどについて調べていきます。
目次
15歳の少年が拳銃を使って自殺
8日の午前8時ごろ、頭から血を流して倒れているのを
高校生の母親が見つけ、警察に通報がありました。
警視庁によると、場所は東京都八王子市の住宅で、
回転式拳銃のようなもので自ら頭を撃ち自殺を図ったとのことです。
高校1年生の男子高校生は、午前10時半ごろ搬送先の病院で死亡が確認されました。
自殺に使用した拳銃は本物なのか?
8日、東京 八王子市の住宅で高校生の15歳の少年が
引用元:NHK
拳銃のようなもので自殺を図り、
現場からは拳銃を撃った際にみられる
硝煙の反応が確認されたことが
捜査関係者への取材でわかりました。
警視庁は詳しい鑑定を進めるとともに、
入手経路などを調べています。
少年が自殺した現場には拳銃を発砲した際に
見られる硝煙反応が確認されました。
(追記)2020.6.9 男子高校生が自殺に使用した拳銃は本物であることが報道されました。 使用されたのはアメリカの「スミス&ウェッソン社」製の、 銀色の本物の回転式拳銃とみられることが新たにわかったそうです。 |
硝煙反応とは?
引用元:コトバンク
銃を発射した際に手や着衣などに付着した硝煙を検査するために、
ジフェニルアミンで紫色に発色させるなどの化学反応。
鑑識法の一つとして犯罪捜査などに用いる。
硝煙反応とは拳銃を発砲した際の特有の
残渣現象であり、本物であるという
ことが分かります。
では、なぜ高校生が拳銃を入手することができたのでしょうか?
拳銃の入手経路(ルート)は?
日本には銃刀法(鉄砲刀剣類所持等取締法)という法律があり、
無断での拳銃や刀剣類の所持を禁止されています。
一般人が銃を所持するには、各都道府県の公安委員会の許可を受けつ必要があります。
また、所持できる銃も決まっており、散弾銃、ライフル銃、空気銃の3種類です。
手続きも複数あり、
猟銃等講習会→ 教習資格認定申請→射撃教習を終えて鉄砲所持許可の申請できるようになります。
さらに所持するための使用目的も狩猟目的・射撃競技目的と決められています。
所持が可能になる年齢も、満18歳以上からと定めれていて、
今回の高校生の年齢では所持が認められていません。
もし可能性があるとしたらご家族の方が所有されていることでしょうか。
いずれにしても本人が所有していた可能性は限りなく低いです。
入手ルートは暴力団?ガンマニア?
朝の情報番組「スッキリ」で、拳銃の入手ルートについて
拳器に詳しい津田哲也氏が、入手ルートを
考察されていました。
考察1 暴力団ルートで入手
津田氏によると、暴力団にコネがあれば入手は可能ということでした。
果たして高校生にそんなコネがあるかは疑問ですが。
仮に入手できたとしても、もちろん違法です。
考察2 ガンマニアルートで入手
二つ目は、ガンマニアから入手するです。
収集目的の愛好家はネットで売買しているそうです。
合法的な部品の購入者に裏で拳銃を売るという方法です。
一般人が本物の拳銃を入手できる可能性でいえば
こちらの方が可能性がありそうですね。
もちろん、違法ではあるのですが。
高校生が拳銃自殺・入手経路(ルート)は?拳銃は本物?まとめ
今回は高校生が拳銃で自殺といういたたまれない事件についてピックアップしてみました。
何故高校生が拳銃を手にすることができたのか、現在も警察の捜査は続いています。
この少年がどういった動機で自殺を図ったのかは明らかにされていませんが、
最近では、テラスハウスに出演していた木村花さんが誹謗中傷によって自殺しました。
自殺する理由はさまざまですが、自殺という道を選ぶことしかできなかったとおもうととても胸が痛いですね。