6月8日の午前8時ごろ東京都八王子市の住宅に住む男子高校生(15)が
頭から血を流し倒れているのが見つかりました。
少年の傍にはアメリカの「スミス&ウェッソン社」製の拳銃が落ちていました。
この拳銃について、高校生がどうやって入手したのかが大きな話題となっています。
新たな情報では、数年前に病死した元外務省職員の父親が持っていたものでは?という報道がありました。
ではなぜ、元外務省職員の父親が拳銃を所持することができたのでしょうか?
拳銃自殺の高校生・拳銃は元外務省職員の父親が所持か
東京・八王子市で高校1年の15歳の少年が拳銃で自殺したとみられる事件で、
少年が使った拳銃はインターネットを通じて購入したものではないことが分かりました。
8日、八王子市の住宅で高校1年の男子生徒が死亡し、アメリカ製の拳銃で自殺を図ったとみられています。
その後の捜査関係者への取材で、少年の携帯電話やパソコンなどを解析したところ、インターネットを通じて拳銃を購入した履歴がこれまでのところなかったことが分かりました。
この住宅からは少年の部屋以外からも拳銃の弾倉や手入れ道具も見つかっていて、拳銃などは数年前に病死した元外務省職員の父親が持っていたものとみられています。警視庁は引き続き鑑定を進めています。
ではなぜ元外務省職員の父親は拳銃を所持することができたのでしょうか?
「ダークウェブ」という闇サイトで拳銃が購入できる?
日本で銃器犯罪が起きた場合、まず疑われる入手ルートは暴力団関係者が関わる「銃器マーケット」だ。海外マフィアなどから日本の暴力団関係者が入手し、裏マーケットで人知れず流通・売買が行われているという。
過去に銃器の売買に関わったことがあるという暴力団関係者によると、「最近の拳銃の相場は1丁で50万~70万円」だという。
前出の捜査関係者が続ける。
「すぐにTさんの家族や周辺に暴力団関係者がいるかどうか捜査しましたが、まったく浮かび上がってこなかった。
Tさんが日本の闇マーケットから入手した可能性はほぼゼロだと判断できます。
となると、残された可能性は、『ダークウェブ』と呼ばれる闇サイト経由で入手したとしか考えられません。
現在、警察はTさんのパソコンなどから入手ルートを洗っていますが、ダークウェブを通じて手に入れたとなると、入手先を特定するのはかなり困難だと言えるでしょう」
ダークウェブとは、普段私たちが利用しているインターネットとは違い、高度に暗号化された匿名性の高いネット空間のことだ。
グーグルやヤフーなどの検索エンジンでは見つけることはできず、特殊なツールを使って初めて辿り着くことができる。
ダークウェブに詳しい専門家が話す。
「ダークウェブ上にも、通常のウェブ上のフリマサイトのような『マーケットプレイス』が存在します。
規模が大きく名前が知られているもので、20~30ほどあるでしょう。そこでは携帯電話番号やクレジットカードの暗証番号などの個人情報のリストや、覚せい剤などの違法薬物、拳銃などの銃器が平然と売買されています。
引用元:livedoorニュース
アクセスしている人の情報は暗号化されているので、特定される心配がなく、犯罪集団による違法売買がまかり通っているんです」
専門家のガイドによってダークウェブ上のマーケットプレイスをのぞいてみると、すぐにTさんが使用したスミス&ウェッソン社製のリボルバー拳銃も見つかった。
また、記事には続きがあり、
いまやインターネットの知識と10万円ほどのお金があれば、普通の高校生でも簡単に拳銃を入手できてしまう時代なのだ。
ダークウェブ上を探していくと、拳銃どころか、マシンガンやロケットランチャーといった物騒なものまで流通している。
そんなサイトがあるなんて、ほんと恐ろしいですね。
SNSの反応は?
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