2016年2月に覚醒剤取締法違反で逮捕され、有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博さんが15日、
コメントを発表し、この日執行猶予が満了となったことを報告されました。
清原和博さんはどんな思いで、この日を迎えられたのか心境についてピックアップしてみました。
目次
2016年2月2日清原和博覚醒剤所持容疑で逮捕
自宅マンションで覚醒剤を所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は2日、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、
引用元:産経ニュース
元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者(48)を逮捕した。同課によると、
「覚醒剤は私のもので間違いありません」と容疑を認めている。
同課は今後、覚醒剤を入手した経緯や使用の有無などについても裏付けを進める方針。
逮捕容疑は同日午後8時50分ごろ、東京都港区東麻布の自宅マンション内で、覚醒剤0・1グラムを所持したなどとしている。
清原さんはこの日から、覚せい剤を絶つために、過酷な日々を送ることとなりました。
そして、4年を過ぎた2020年6月15日に執行猶予の満期を迎えます。
その心境は?
清原和博・執行猶予満了を報告
2016年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた清原和博氏(52)は15日、執行猶予が満了したことを報告した。
引用元:ヤフーニュース
清原氏は「私、清原和博は本日6月15日をもちまして、覚せい剤取締法違反に対する、懲役2年6カ月、執行猶予4年を満了することとなりました」と報告した。
「私を支えてくださっていた野球ファンの皆様、野球関係者の皆様、報道関係者の皆様、私に個人的に関わっていただいた皆様に、多大なるご心配をおかけしましたことを、あらめてお詫び申しあげます」と謝意を述べた。
有罪判決から約4年、清原さんは、薬物依存症を克服することができたのでしょうか?
清原和博は薬物依存から脱却できたのか?
逮捕されて以来、ずっと暗いトンネルの中にいるようだったこの4年間、
引用元:文藝春愁
その日がくれば何かが変わるのではないかと思ってきたのは事実です。
でも今は正直、執行猶予が明けるのが怖いんです。
なぜなら自分が変わったという実感がないからです。今も薬物への欲求は消えません。
鬱病がひどくて起き上がれない日もあります。夜になれば悪夢を見ます。
それが怖くてアルコールに逃げてしまっています。
日々、心と体のコンディションを整えるのに必死です。
6月15日がきてもぼくの内面も生活も今とほとんど変わらないんです。
やはり薬物依存から脱却するには想像を絶する苦悩があるのでしょう。
「自分が変わったという実感がないからです。今も薬物への欲求は消えません。」
これは紛れもなく、清原さんの本心であり、言葉に出すことで、自分への戒めでもあるのかもしれませんね。
また覚醒剤に手を出してしまうかも、だから一生執行猶予でもいい
でも世間は執行猶予が明けたら清原はいよいよ動き出すんじゃないかと思っている気がします。それがプレッシャーなんです。
引用元:文藝春愁
いきなり聖人君子になれるわけじゃありませんから。
10年以上も覚せい剤をやめていた人が逮捕されたというニュースを目にすると怖くなります。
自分もいつかまたやってしまうのか……そんな想像をしてしまいます。
ぼくの中に流れている血は本質の部分では変わらないですから。
だから、いっそのこと一生執行猶予でもいいとさえ思ってしまっている自分がいます。
さいごに
清原さんは最初に覚醒剤に手を出したことについて次のようにコメントしています。
「本当に軽い気持ちで手を出したんです。その1回がすべてでした。」
清原さんはそう語っていました。
この安易な考えが、家族や大切なものをすべてを失い、一生苦しみ続けながら生きていかなければならないのです。
清原さんは、これから先も1分1秒片時も忘れることなく、薬物の依存と戦い続けながら生きていかなければなりません。
苦しいかもしれませんが、清原さんは野球というスポーツでたくさんの人に感動や夢を与えてくれた、偉大なスターには間違いありません。
清原さんに憧れて野球を始めた少年はたくさんいます。
みんな清原さんの復帰を待っていると思うので、その苦しみから逃げず頑張って下さい。
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