サッカーの名門校として知られる星稜高校(金沢市)の副校長でサッカー部総監督の河崎護氏が部員に対して暴力行為を働いたとして、同校を運営する稲置学園が14日付で同氏を総監督を24日に解任しました。
河崎護氏とはいったいどんな人物だったのか今回、調べてみました。
河崎護監督、部員への暴言・暴力で懲戒処分に
昨年10月、 部員への暴言、暴力があると外部からの指摘を受け、星稜高校を運営する稲置学園は第三者による調査委員会を設置。
同年12月、暴言や暴力を認定する最終報告を発表し、河崎氏に処分を科したそうです。
内容は明らかにせず、総監督の去就については未定としていたが最終報告によると河崎氏は練習中の部員に「身体障害者か」と言ったほか、部員のほおを平手で殴るなどの行為が複数件確認されたため 1月14日付で懲戒処分としたそうです。
河崎護監督の出身校は?
河崎護さんの出身高校・大学などの学歴ですが
星稜高校→大阪体育大学
高校時代はポジションはMFをされ主将としてチームを引っ張り、全国高校選手権に出場する優秀な選手だったそうです。
河崎護監督、指導者としての経歴は?

- 1983年~、星稜高校に赴任する
- 1985年、25歳で星稜高校・サッカー部監督に就任する
- 1988年、石川県ユースサッカーフェスティバルを創設する
- 28歳の時に、監督として初めて選手権に出場する
- 2013年度選手権にて、星稜高校を準優勝に導く
- 2014年12月、助手席に乗った車が接触事故を起こし怪我をする
- 2015年1月、怪我により指揮はとれないものの 全国大会の決勝で前橋育英を4対2で破り、初優勝を挙げる
- 2019年5月、星稜高校サッカー部総監督に就任する
河崎護監督の性格や素顔は?輩出した有名選手など

2014年には全国高校サッカー選手権大会で優勝を果たすなど、名将としても知られており、なんといっても、元日本代表の本田圭佑選手を育てた監督としても有名です。
また、本田圭佑選手に対して『お前なんかサッカーやる資格無い!』このように怒鳴ったりもしていたそうです。
河崎護氏は熱血監督としても有名で、『勉強できない人間は戦術理解できない。』と、生徒を自宅に泊めて、勉強会を開催するなど指導には人一倍力を注いでいたんだとか。
全国優勝できるような監督さんですから、選手や練習に対する姿勢には厳しい方なんでしょうね。
そんな熱血監督として知られていましたが、2019年10月28日の報道で河崎護氏が元コーチや保護者から『パワハラ』や『使途不明金』で告発されていました。
やはりサッカー部員への暴言や暴行は事実だったってことですね。
まとめ
指導が熱心すぎるあまり、つい手を出してしまうということがあるかもしれませんが、今のご時世、手を出したらアウトなんですよね。
それ以上にダメージが大きいのは言葉の暴力なんじゃないかって思います。
心に直接ダメージを与える言葉は、やる気を根こそぎ折られる感じで、立ち直ることができなくなることもあるので、指導者がまずは人として道徳や倫理を学ばなければいけないのかもですね。
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